2016年10月30日日曜日

2016-10-30 2016東京都選手権ロードレース大会



5:00起床。
朝練するか、と練習着に着替えようと思ったら今日はレースだった。
本気で勘違いして焦った。

今日は都ロード最終戦、東京都選手権だ。
夏~秋にかけて調子が上がる僕としては、シーズン終盤ということもあって勝ちを狙えるレースだ。
一昨年は1位、去年は3位と、タカギさんと競ってきたので、今年は勝ちたい。
だが、エントリーリストに昨年度学連MVP選手ウラ君の名前を見つけたのがレース数日前。
彼を攻略しない限り勝利はあり得ない。

8時過ぎに会場の日本CSCへ到着。
外は小雨で気温は10度前後。強風ではないものの、風もそこそこ吹いている。
寒かったのでゆっくり準備していたらすぐに9時になる。
一度外でアップしたのち入園。
Photo
受付を済ませた後に逆回りコースの試走。
逆回りは秀峰亭からのテクニカルな下り、メインストレートが登りなこともあり、独走を狙えるコース。とは言え難しい下りなので路面と自分のコンディションを確認。若干不安な箇所があったので、無理せず走ることにする。
外気温は寒いけど、段々体が温まってきたので、ニーウォーマーを外す。

クラスBの出走は20名強。自分のコンディションは良い感じなので、3周目くらいから徐々に強度を上げて集団を小さくし、5周目でアタック、6周目逃げ切りの攻め方をしようと思ったけど、出走前に他の選手を見ると結構厚着している人が多い。もしかしたら体が十分に温まっていないかもしれないので、序盤から攻撃するのも考慮に入れる。
タカギさんに挨拶しつつ、優勝候補筆頭のウラ君も発見。
もちろんウラ君以外にも色んな選手がいるが、一番ヤバいのは彼だ。
良い感じに緊張感を感じつつ、10:02出走。


結果 クラスB(右回り5kmx6周) 2位 54分36秒

いつもの都ロードのように(?)チーム参加しているYOUCANの選手がスタートから一気にペースを上げる。他のYOUCANの選手を抜いて2番手に入る。ホームストレートから最初の登坂に入る前にローテーションを要求されたので、そのままペースアップしてファーストアタック。別に決まらなくてもいい。狙いは自分自身のウォーミングアップと体が冷えている他選手へのダメージ、そして1周目の秀峰亭をゆっくり安全に下りたいだけだ。

ダンシングで上まで登ると後ろはついて着ていない。集団がスローならそのまま単独逃げも出来るコースなので、とりあえずそのまま逃げる。下りで誰かが追撃してくるのに気付いたけど、まずはペースキープだ。
2号橋で後ろを振り返ると・・・なんとウラ君の単独追撃だった。事前情報でタカギさんが「ヒルクライムなら俺でも戦える」と言っていたので、合流を待たずそのままペースを上げて登る。若干距離を離すことが出来たけど、登坂終盤で追いついてきたのでそのまま合流。「なんでそんな速く登るんですか!」と言ってきたけど「君が出ているからだよ!」とは言い返さない。先頭交代して下ると、彼はクラウチングスタイルで下り始めた。へぇ~と思っていたらメチャクチャ速い。嘘だろ!と思いながら後ろに入るがドンドン離される。フォームの差なのか、ホイールの差なのか、テクニカルな下りならともかく真っ直ぐな下りでこんな離され方はキャリアで初めてだったので焦る。登り返しで合流し、2名逃げとして2周目に突入するが、勝負したら多分1周の内、ダウンヒルだけで15秒くらい離される。残り5周で彼のダウンヒルを攻略しないと勝ち目はない。

後ろを見ても集団は来ない。ウラ君が逃げているヤバさを理解しているのは集団でタカギさんだけだろうからペースは上がらないのだろう。
そんな訳でウラ君との一騎打ちを覚悟して走ることになった。以降は登坂を自分、下りをウラ君が担当して引き合って走った。利用しつつもお互い得意分野でじわじわと攻撃し合う。

4周目に一度ウラ君に揺さぶりをかける目的で、2号橋からの登坂でペダリング5強-5弱回しにしてペース変化を付けてみた。するとウラ君が若干遅れる。登坂だけなら僕でも勝負できるが、総合的な能力では敵わない。多分スプリントの経験、テクニックも彼の方が上ので、唯一勝負できる登坂で攻撃するしかない。

5周目に勝負をかけることに決め、勝負所まで上半身をリラックスさせ温存させるよう意識して走る。そして2号橋からの登りでシッティングのままジワリとペースアップ。突き放すことは出来たが、まったく安全マージンはない。残り一周の登りで30秒稼げなければ負ける。とにかくどれだけ登りで離せるか、どれだけ相手に追撃で消耗させることが出来るか。

6周目の秀峰亭下りでタイムを失うことはしょうがないとして、落車しないように安全に下る。ここでかなり差を詰められるが、相手の戦意を少しでもそぐために登坂でダンシング-シッティングの強い走りを見せつける。が、これが失敗だった。ダンシングで体に負荷がかかったのか、パワーが乗り切らない。ここで20秒稼げなければ下りで逆転される。そんな風に弱気に泣ている間に結局頂上で追いつかれる。最後のスプリントまで粘りたいと思っていたら、そのままウラ君が下りに向かってアタック。一瞬反応が遅れた結果、取り返しのつかない距離を付けられた。悔しいが、消耗した下りであのダウンヒルのスピードには追いつけない。
最後の坂で背中を見ることは出来たが、彼も僕の登坂力を警戒してくれたのか、最後まで振り向かずにゴールを駆け抜けていた。最後は流してゴール。完敗でした。

ゴール後は表彰までタカギさん、ウラ君と雑談。途中、僕とウラ君が審判に呼び出される。なんか失格になるようなことしたか?と思ったら、ゴールが他カテゴリの集団と被ったらしく(?)同タイム・着順差ゴールになるそうだ。ロードレースなので着順以外興味はないけど、リザルトだけ見ると2015年学連チャンプにスプリントで惜しくも負けた!って感じになる。
悪くはないな(笑)

そんなこんなで帰宅。



反省・感想

脚力任せの強硬策・・・当初は中盤から徐々に集団を攻撃していくプランだったけど、自分・他選手の状態を見て力押しの逃げを成功させた。ロードレースは知的な面もあるが、どこかで強引なパワーが必要になる。日頃の練習成果を臆せず出せた。

優勝争いのための2つの選択肢・・・ロードレーサーとして完成されたスペックを持つウラ君に通用する武器が登坂力だけだったので、戦術としては「登坂を使った逃げ切り」と「ゴール前の登坂まで我慢してからのヒルスプリント」があった。ウラ君のスプリント力が未知数だったので、5周目からの逃げ切り作戦を実施。失敗の原因はダンシングで自らペースを乱したことと、差を詰められ「負けるかも」と思ったこと。本来自分より完成度の高い相手なので、そんな考え方をしてはいけない。ウラ君だってあえてスプリントではなく下りアタックにしたのは僕のヒルスプリントを警戒したからだろう。結果的に負けたけど、戦術として間違ったことはなかった。ただ、自分の弱さと相手の強さの問題だった。強い相手だからってビビらず「チェーン落ちしてしまえ!」くらいの気持ちで最後まで粘ろう。

・下りの差・・・秀峰亭からのテクニカルな下りはともかく、ストレートの下りであんなに差が出るとは思わなかった。機材・技術の何が違うのか見当もつかない。確かなのは「僕にあれは出来ない」ということ。だからもしこのレベルの選手と同じ条件で戦う機会があれば、次はギリギリまでダウンヒルを粘り、ヒルスプリントで勝負しよう。

ウラ君との一騎打ちはシャカリキ終盤のテルVSユタみたいだった。技術・脚力もそうだけど、メンタルで最後負けた点も大きい。コンディションが良い状態なら登坂でも勝負出来たので、再戦の機会があれば、今日の経験をもとに戦術を練って挑もう。
というか、ウラ選手相手に一騎打ちで戦うような状況は勘弁だ。


ともかく面白かった。
結果は負けたけど、またこんな感じで面白いレースがしたい。

何はともあれ、これでシーズン終了かな。気持ちはすでにオフモード。
残すは沖縄旅行だ。
楽しんでこよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿