2015年10月25日日曜日

2015-10-25 2015東京都クラブ対抗ロードレース大会

忙しくて全然更新できていない。
それでもこの一週間は月・水・木・金と朝練を決行した。忙しいといいながらも今週は睡眠時間との兼ね合いを上手くとって朝練が出来た。仕事はこれからが佳境だが...
何はともかく、今日は帰国後初めてのロードレース。

6時前に自宅を出発し、8時過ぎに日本CSC着。
だらだら支度をし、9時開園に合わせて入場。天気が良かったのでインナー+半袖+アームカバー、下はレーパンのみ(ウォーマー無し)とした。同日に各所で色んな自転車レースがあったので、エントリィはBクラスで15名だが、T木さん、U松さんといった実力者も参加しているので油断はできない。ま、何人出走しようが、勝つのはたった一人なので関係ないか。
TCR ADVANCED2(2012)&キシリウム(2015) 
コンポも今年2月に11速化した。
フレームは2012年モデルだけど、特に不満を感じない。

サインチェックをし、試走を2周。正回り(左回り)なので下りで難しいところはないけど、久々のレースなのでタイヤのグリップをチェックした。コース上に落ち葉もなく、コンディションは良い。ただし、銀杏エリアで自転車が汚れるのは我慢。

本日の作戦としては、集団に遅れないこと、体力に不安があるので前半は積極的に動かない、一方で集団ゴールも嫌なので、ラスト一周前までには仕掛けていく、といった感じ。まぁいつもどおりかな。

T木さんと挨拶し、出走1分前くらいにスタートラインに並ぶ。5カ月ぶりのレースの割には緊張せずにスタート。


結果:Bクラス(左回り6周半:33.5㎞) 3位 1時間1分15秒
一号橋からいきなりYOUCANの選手が1名飛び出す(YOUCANは4名出走)。
思わず隣のYOUCANの選手に「作戦ですか?」と聞くと、「そんなつもりはないけど...」とのこと。見ると、飛び出した選手も後ろをきょろきょろしているので、想定外の飛び出しだったようだ。
飛び出した選手を追う動きは結局なく、レースはゆっくりとしたペースで進んだ。

2周目くらいで飛び出した選手を回収、ペースがかなりゆっくりしているので、こちらとしては助かるが、皆に足を使ってもらいたいので、4周目くらいに仕掛けようと考える。すると、3周目の秀峰亭で他選手がアタック、T木さん・U松さんが反応したため追撃した。秀峰亭後のU字カーブの時点でT木さん、YOUCAN3名、TKCの5名となった。そのあとはペースが少し上がり、少しでも油断するとT木さんが仕掛けてくるので必死になって対応した。T木さんは本当によく周りを見ていると思う。

4周目くらいでYOUCANが1名脱落した代わりにO川さんが上がってきた。チェーン落ちで遅れたらしいが、驚異的な追い上げだ。かなり足を使っているようだったので油断してしまったが、この方も強い選手でした。

4周目の終わりくらいでYOUCANの1名が飛び出す。でも集団にはT木さん、U松さんがいるので追いつくだろうと反応しなかった、が意外と力強い飛び出しで、1号橋の下りまでに捕まえられなかった。流石にまずいと思い、1号橋からは先頭を引いて登りで差を詰めた。この調子なら下りで捕まえられると思い、先頭交代したが、下りのペースも速く、なんと1対4で2号橋までに回収できなかった。

5周目最後の秀峰亭でようやく射程距離に捉えた。流石に足を使っていたようなので、アタックを仕掛けて何とか倒す。集団はTKC含めて残り4人で最終周に入った。

ホームストレートの下りをU松選手が引いていたのでチャンスと思い、1号橋からの登りで一瞬ペースが緩みそうな場面で後方からアタック。反応できなかったU松選手はついてこないが、T木さんとO川さんはしっかり反応した。ダンシング-シッティングを繰り返すいつも通りのアタックをかけたが、坂頂上まで体力が持たず、2名を振り切れないままアタック終了、先頭は3名となった。足を使ったので下りで仕掛けられたらやばいと思ったが、両名ともラスト秀峰亭に備えたためか、TKCへのカウンターは無かった。
ラストの秀峰亭では自分から再び仕掛けた。ただし、切れのあるアタックではなく、ただのハイペース走になってしまい、他2名を振り切れない。更に途中でパワーダウンし撃沈(自爆)。T木さんのラストスパートに対応できず、そのまま3位となってしまった。
因みに優勝はT木さん。春に比べて自分のコンディションも悪くはなかったが、昨年のリベンジをされてしまった(というか、学連時代含めてT木さんより良い成績を出したのは去年の都ロードワンレースだけなのだが)。チャンスがあれば、またこの方に挑みたい。


感想/反省
・ロードレース独自の駆け引きが超楽しい。
 アタックに乗るか、許容するか、どこまで泳がせるか、誰にどのタイミングでダメージを与えるかなど、ヒルクライムにはない心理的要因を含めて楽しく走れた。特に今日はずっと先頭集団で走れたので、ほぼ全部味わえたと思う。これだから自転車は止められない。
・集団をコントロールされてしまった。
個人的には序盤のローペースは楽でよかったが、3周目以降はほぼT木さんにコントロールされていたと思う。隙を見せればアタックされるし、他の場面のペースも握られていた気がする。単純に脚力があるから出来る行為もあったが、下りで先頭を引くなど、レース中に存在感のある走りが集団意識の掌握にもつながると思った。確かに、沖縄でも山岳賞取った後は少し周りからリスペクトしてもらえた。まわりからリスペクトされる走りを目指そう。
・ライバルを潰すアタックが出来た。
 レース中、4位、5位の選手を自身のアタックで撃墜することができた。タイミングとしても完璧だったと思う。相手選手が「このタイミングで仕掛けられたくない」と思う機会を狙えたと思う。こういった動きは今後も積極的にトライしたい。
・最後の最後で選択ミス。
ゴール前秀峰亭の坂下からハイペース走で頂上ゴールを狙ったが、明らかな作戦ミス(自爆)だった。1号橋からのアタックで頂上までにパワーダウンしたのだから、2号橋からの自分のペースアップでは頂上まで持たないと予想できるのに、先に仕掛けてしまった。本来は他2名のライバルを倒すために足を使うべきなのだ。結果、他2名の選手の状態もろくにチェックしないまま仕掛けたので、相手選手からしたらペースアップに耐えればTKCが勝手にガス欠になるのが分かっただろう。本来ならばアタック後、反応した他選手に先頭を譲ってからゴールを狙った方が勝率が高かったと思う。
ま、両名とも強かったし、所詮は結果論だけど、次回のレースでは負けないようにしよう。

レース後、T木さんとO川さんと談笑。久々の入賞だと言ったら、O川さんからTKCがレースに出ているのをよく見ていると言われた。昨年は結構入賞したので知られるものなのかな。と思いつつ、O川さんも2015年レースは沢山の入賞記録があることをネットで確認。今回T木さんとU松さんの2名を重視していたが、勉強不足でした。また、どこかのレースでよろしくお願い致します。

帰路は箱根峠が混んでいたが大きな渋滞にははまらず、午後2時過ぎに帰宅。
3位の戦利品。
久々のレースだったが、事故もなく楽しめてよかった。最近はヒルクライムが多かったけど、やはりロードレースの展開も面白い。危ないスポーツだし、トレーニングを積まないとレース自体を楽しめないから、何時までも続けられないと思っているのだけど、中々止められそうにないな。

次は沖縄。仕事が忙しかったりするけど、コンディションだけは整えて、今年最大のレースを楽しもう。

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